EVISBEATS 圭吾くん

圭吾くん

2016/7/13に友人の夛田圭吾君が亡くなりました。
突然の知らせに色々な思いが交差して戸惑っています。
ここのブログを見て下さっている方々の中には圭吾君と
交流があった方がいるかも知れないと思い、この記事を書こうと思います。
そして本日はお葬儀があるというので
どうか光溢れる素晴らしい場所におられるように願って頂きたいです。

圭吾君は、とてもセンスのいいデザイナーで
僕の初めてのアルバム『AMIDA』やALLOKのマークを作ってくれたり
数々のCDのジャケットを手がけてくれました。
彼自身も音楽のジャケットのデザインをするのを強く願っていたので
『章のおかげで自分のやりたい事を出来てほんとに感謝している』と
普段の何げない会話でもいつも明日にでも死ぬような言い方で
きちんと思いを伝えてくれる人でした。
そんな電話での会話が最後でした。

20代にインドに行ったり座禅修行したり
富士山に登ったり震災のボランティアに行ったり
霊能者に会いにいったり二人で個展をしたり
隣の部屋同士で住んだり草吸って笑い合ったり
音楽作ったり叱ってくれたり
数えきれない思い出があります。

20代に世の中のこと色々と知って行く中で自分達で考えて模索して
お互いに話し合って学んでいける友人がいて
本当に本当に感謝しています。

唯一僕の事や音楽の事を認めてくれていて
自分のへたれな部分、ダサい事も笑い合って
時に励まし慰めてくれる
自分にとってお兄ちゃんみたいな大好きな存在でした。
数々のアイデアや物をくれて圭吾君がいてなかったら
初期の頃の作品や今の自分はないです。
むちゃくちゃぶっ飛んだ人で、
時に高尚な坊さんみたいな事も言います、
繊細で魅力的な人で
おもしろいエピソードはつきませんでした。

自分は家族が出来てそういう昔の事は薄れていき
少し距離が空いていってしまって
様々な思いを共有する事が出来なくなってしまった。
仕方の無い事だけど
後悔と反省をしています。

どんなけ有り難い存在だったかも亡くなってから改めて気付きました。

自分は、魂は死してもなお生き続けるとかたく信じています。
だから今はどうなっているかどんな想いでいるか分からないけど
どうか愛のある素晴らしい人達に囲まれて楽しくいて欲しい。
そしていつか自分も死んだ時に会えるように
きちんとありがとうを伝えるときが来るときを楽しみにして
生きていこうと思います。
圭吾君が考えた『全許し』『ALLOK』の言葉は、
いつも心の中にとどめておいて
全ての想い全ての感情を許し
全てがOKになる
全てがバランスのとれた状態になる
自分の周りの人達には
そんな心や世界になる事を願います。

そして
2006年に圭吾君と作ったMIXCD『ルネッサンスプリンス』を
紹介させて下さい。
自分達の思い出が詰まった作品で
収録している自作の曲のタイトルが『さよなら友達』や『旅立ち』と
なっていて不思議なものを感じますが、
これをフリーダウンロードでリンクを永遠に貼っておきますので、
聞いてみて下さい。

http://firestorage.jp/download/745357e33ac2da9f7a3bf53363b82a7010ecea7a

ダウンロードパスワード i4ung85i